卵の波長

現在、 このブログのレイアウトが崩れております。
右横の「ちょっと宣伝」というサイドバー・コンテンツ、
タグまで崩れた状態で出ておりますが、これ、私が
設定したわけではないのでございます！！

サブブログのサイドバー用に作ったコンテンツが、
なぜかここに出てしまって、もともと設定してないわけですから
消すに消せず、どうしたらいいものやら。。。

サポートデスクに連絡してはあるのですが、しばらくは
お見苦しい状態で失礼いたします。。

＜追記＞
この後、いったんテンプレートを変更してみたら、
ゴーストのように“設定時にはなかった”コンテンツが
設定項目として実体を表し、消すことに成功しました。
やれやれ、時間くった～

と、今回はこのご連絡だけするつもりだったのですが
ちょっとニュースねたを。

 

あの薄みっともない大臣の会見とは大違い、
胸のすくようなスピーチでしたね。
数々の名作を翻訳されている氏ながら、決して流暢とはいえない
日本人には親しみやすい（！）発音だったのも好感度上々でした。

 

この世界に誇る作家の作品に、私は、なぜか、どうしても
なじめないでいます。

エッセイは好きです。平易でそれでいて美しい文章は、さすがだと思います。
短編小説も好きです。独特の世界観は、涼しい風を感じさせてくれます。

なのに！

世界中で売れている、ノーベル賞候補とまで言われる、
あの数々の長編小説が、まったくダメ。
どうにもこうにも感情移入できないのです。
私は世界中の共感の渦から外れているのか---と落ち込んでしまうほど。

何かバリアでもあるのかと思うほどのこの違和感は、
この大先生と私の波長が、大幅にではなくちょっとだけ、
ビミョーにズレているからなのだろう、と
勝手に解釈して自分を慰めている今日このごろだったのですが

このスピーチには心の底から共感できて、うれしかったのでした。

 

タグ：村上春樹 壁と卵

コメント 10

一番乗り～！
あの大臣は辞意を表明しましたね。
人それぞれ感じ方は違いますから、自分が楽しめればいいんですよね☆
by お散歩 (2009-02-17 13:35) 

しまった、二番乗り～
私は初期の作品（ピンボールしたりとか）を読んで衝撃を受けしばらく買いましたが（羊と遊んだり）、なんだか飽きたのか、北欧の森には分け入らないで終わってます。
「小説家というのは人の言うことの反対を行くものだから・・」とかかっこいい
ことを言うなと思いましたが。
私は某小さな野党の党首がどうもだめです。テレビってときどき不快です。
by 春分 (2009-02-17 17:45) 

断酒会に入ったそうです。
by Baldhead1010 (2009-02-17 20:26) 

赤い表紙と緑の表紙の長編小説が今でも謎です。

大臣もこちらのスピーチもまだ聞いてないです。
これからはまずいことを言ってしまったら
風邪薬のせいにしちゃお。
by sonic (2009-02-17 20:33) 

村上春樹さんにとって、授賞式に出ることはたいへんな
決断だったと思います。
by cocoa051 (2009-02-17 21:34) 

ん～本当にみっともないというか何なんすかね┐(￣ー￣)┌


by あっくん (2009-02-18 00:33) 

今はもう大丈夫ですね。

by 袋田の住職 (2009-02-18 08:07) 

デビューしたての頃から読んで大好きだった村上氏！
でも、あの売れに売れた作品に私も馴染めませんでした・・・
そういう方、多いみたいですね、不思議です。
それにしても氏も６０歳化かぁ～感慨深いです。
by しん (2009-02-18 20:42) 

ガザ攻撃には心痛みます。
by ゆきゆき (2009-02-21 07:13) 

卵と壁ですね。わかりやすい喩えでした。
by tanaka-ma3 (2009-02-21 14:16)