天下の険 [くまちゃんNOW]
金曜~土曜と箱根へ行ってきました。わが家の夏休みです。
新宿からロマンスカー。
通勤ラッシュの名残りもある金曜朝9時半、ウキウキ旅行気分の私たちは、
なんだか申し訳ない気分もチラリでした。
箱根湯本に着いたら、ちょっと早めの昼ごはん。
駅前のおみやげ物屋さんの2階「直吉」で湯葉丼!
湯葉の卵とじ丼という感じ。歯無し状態の家人にもうれしい“つゆだく”で
やさしいお味でした
着替えなどの余分な荷物は駅から宿まで届けてくれる「キャリーサービス」に預け
(これは便利!! 帰りもありがたく使わせてもらいました。)身軽になって
いざ出発!
そして畑宿までバスで移動して箱根旧街道に挑戦。
ところが、いきなり遠雷の音が聞こえてきて、不安なスタートです。
上りの続く山道は、なまくらな私たちにはキツいことキツいこと!
お天気が危ういこともあり誰もいない街道で、思いっきり弱音を吐きながら
(「ひぃい~」とか「はあぁ~」とか、言葉とはいえない、
文字どおりの「弱音」)歩きました。
車道の脇を上る階段では、手まで使って這い上りだしそうなナサケない姿を、
通りすがりの車の助手席のオジサンにご披露、笑われてしまいました
(ヘアピンカーブだから長ーいこと観察されてしまったんですねー)。
笑い事じゃないッ
すると、間もなく雨が降ってきました。かなりの雨音でしたが、幸い、
木々に囲まれた山道には、それほど雨粒は落ちてきませんでした。が、
それでなくても滑りやすい苔むした石畳が怖くて、スピードはガックリと落ちます。
お揃いジーンズに注目! というか、私のこのジーンズの
裾部分で、くまちゃんのジーンズを作ったのでした。
合羽を着ると、雨には濡れなくても汗が全身を流れていき、結局はずぶ濡れ。
濡れた石畳は、上りもキツかったですが、下りはさらに恐怖!
くまちゃんの左手の
この道(芦ノ湖を間近にした箱根の関のそばです)の勾配ったら、
人がいないのをいいことに1歩ごとに「怖いよ~」とビビりまくるほどでした。。。
石畳が濡れてなければ、それほどでもないはずなんだけど…
やっと人の気配の感じられる芦ノ湖畔に出て、ビールを1杯飲んだ私たちは
バスで宿へと向かいました。ココロも体も、温泉を渇望していました。
箱根の旅、お疲れ様でした。旧箱根街道からの無事のご帰還おめでとう。うらやましいかぎりの夏休みでしたね。
by (2006-08-27 17:40)
●cocoa さん
いやー、お恥ずかしい。
箱根旧街道って、そんな大騒ぎするほどの山道ではないんですけどね。
私たちが運動不足、体力不足ってだけで。。。
草鞋であんな道を歩いていた昔の人には、まるっきし、かないませーん。
by ぱふ (2006-08-28 01:09)
せめて、雨が降らなかったら・・・。
この石畳、見ただけでも滑りそうですね。
何回転びました?^^
by Baldhead1010 (2006-08-28 06:26)
●Bald さん
転びは、しませんでしたよー。でも、ホント歩きにくかった。
脚の筋肉より、足の裏の筋肉がコリコリになりました。
by ぱふ (2006-08-29 09:37)
すべると転がり落ちそうですね。
by (2006-08-29 15:11)
ロマンスカー良いですね♪
歴史を感じます。
by 袋田の住職 (2006-08-30 21:11)
●まーさん
石畳の1枚1枚が厚みもあって、足首をゴキッとやりそうで
怖かった! あっ、草鞋とか地下足袋のほうが安全かも。。。
●住職さん
帰りのロマンスカーは最新型でした! ちょっと飛行機なみの
サービスなんですよ。お天気が悪くて、せっかくの車窓は今ひとつでしたが。
by ぱふ (2006-08-31 22:46)